新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様、関係の皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えになられたことと、心よりお慶び申し上げます。
まずは、昨年一年間にわたり、安芸高田市商工会の各事業活動に対しまして、色々な形でご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。

さて、昨年のサッカーワールドカップにおきましては、日本代表チームが予想を覆して、優勝経験国であるドイツとスペインに勝利し、見事予選突破を果たしました。
明るい話題が少ない中で、日本代表選手の一生懸命に戦う姿を観て、日本中のたくさんの方々が、多くの勇気と感動をいただかれたことと思います。

一方で、日本の経済情勢は、少子高齢化の問題が深刻化し、社会経済に大きな影響を与え、また、３年にわたる新型コロナウイルス感染症に、事業活動が大きく揺さぶられました。また加えて、ロシアのウクライナ侵攻による、資源やエネルギー・食料の供給不足や物価の上昇は、我々の生活をもさらに厳しいものにしています。

本市すべての事業者の皆様が、これらの社会環境の大きな変化にすべて柔軟に対応していくことは困難であることが推測され、多くの事業者の皆様が、厳しい経営環境に立ち向かわなくてはならない状況となっているものと思われます。


しかしながら、このような状況だからこそ、他社との差別化をはかり、業態転換など独自のビジネススタイルを確立すれば、ピンチがチャンスに変わっていく可能性もあります。
商工会としましてもそれらの可能性について、会員事業者の皆様と一緒になって考えてまいりたいと思いますので、どんなことでも遠慮なく、事務局までお気軽にお問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

終わりになりますが、辰年の本年が、会員の皆様、関係各位の皆様にとって、「飛躍の年」となりますよう心から祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

どうぞ本年も、よろしくお願い申し上げます。