”滝ヶ谷やまめ”の魅力を伝えたい!加工品の販路拡大の取り組み
製造業
滝ヶ谷養魚場
滝ヶ谷養魚場は美土里町の奥地で50年以上続く”やまめ”の養殖場です。先代である祖父から事業を引き継いだ後継者が、商工会の支援で様々な補助金に挑戦し、やまめの魅力を伝えるために加工品の開発・販路拡大に取り組んでいます。
- 活用した制度
- 専門家派遣 経営革新計画 小規模持続化補助金
課題
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”滝ヶ谷やまめ”の魅力の発信方法
最適な生育環境と培ったノウハウで養殖された滝ヶ谷やまめは、「魚嫌いの我が子が滝ヶ谷やまめだけはおいしそうに食べる!」と言われることも。この滝ヶ谷やまめの魅力を発信するための方法を考えました。
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加工品の販路拡大
商工会の支援で事業再構築補助金を申請。加工品の販売が可能になりましたが、どうやって販路を拡大していくかが課題でした。
成果・結果
専門家派遣を活用し、滝ヶ谷やまめの魅力を広く伝えていくためのブランド戦略マップを作成しました。そこで定めた取り組みを実現するため、商工会の支援で”小規模事業者持続化補助金”を申請、情報発信の強化を目指した自社HPと、PR用のパンフレットを作成しました。同時に、新たに開発した”滝ヶ谷(尺)やまめの燻製”の商品パッケージデザインと、ブランドロゴの開発も行い、商品力を高める取り組みも実施しました。出来上がったブランドロゴは、やまめの体表模様である「パーマーク」からデザインされた洗練されたものとなり、滝ヶ谷やまめの持つ美しさを表現しています。パッケージではやまめのイラストを用いることで、親しみやすく手に取りやすいデザインとなっています。
加工品は自社Webサイトや他社オンラインショップでの取り扱いも始まっています。また、鮮魚の取引先も徐々に増えており、持続化補助金による情報発信の効果を感じています。
商品の購入はこちらから:滝ヶ谷養魚場HP
代表舛本隆介さん
商工会に相談してよかった!
コロナ禍でいろいろなトラブルに見舞われ、一時は廃業を考えたこともありました。商工会の支援を受けることで、祖父から受け継いだ養魚場を守ることができました。今後は新しいことに挑戦しながら、滝ヶ谷やまめの魅力を多くの人に伝えていきたいと思います。