小規模事業者持続化補助金

小規模事業者の販路開拓を支援するため、販路開拓につながる各種取り組みの一部を補助する制度です。
商工会の支援を受けて事業計画を策定し、その実現に必要な取り組みに対して上限50万円（補助率2/3）の補助金が交付されます。
また、従業員の賃上げ特例やインボス特例、創業間もない場合（創業型に申請）など、条件に該当する場合は上限250万円（補助率2/3）まで補助額が拡大されます。

補助対象者（一般型）

商工会地域内で事業を営む小規模事業者※であること。

※持続化補助金における小規模事業者の定義

業種	常時使用の従業員数
サービス業（宿泊業・娯楽業以外）	5人以下
宿泊業・娯楽業	20人以下
製造業・その他の業種	20人以下

※補助対象者とならない業種や事業形態もあります。詳細は公募要領をご確認ください。
※過去に申請歴があっても申請可能ですが、実績報告（1年後報告含む）が完結していない場合は補助対象者となりません。

補助率と補助上限額

一般型：上限50万円　補助率：2/3

創業型：上限200万円　補助率：2/3

特例について

下記の特例に該当する場合は、補助上限額に上乗せされます。

インボイス特例：上限額に50万円　上乗せ

賃上げ特例※：上限額に150万円　上乗せ　※一般型のみ適用

補助対象事業の例

小型バックホーを導入し小規模工事の受注強化　【建設業】

製品パッケージ、ブランドロゴ、ECサイトを作成して自社製品の販売強化　【水産製品製造業】

看板を設置して来店客の獲得強化　【飲食業】

CNCカッターを導入して鉄板の精密加工を実現　【鋼構造物製造業】

※補助対象となるかどうかは、公募要領をご確認いただくか商工会事務局までお問合せください。

申請から補助金交付までの流れ

(1)申請書類（事業計画書など）の作成　【商工会で作成サポートします！！！】
↓
(2)商工会への確認依頼と様式4の発行依頼
　公募締切の10日前までにご提出ください。
↓
(3)採択結果発表・交付決定
　申請締切からおおむね2～3か月後に採択結果が出ます。
↓
(4)事業実施（実際に機械を買う、看板を設置する、HPを開設する　など・・・。）
　交付決定前に行った場合、補助対象外になります※
↓
(5)事業経費の支払と証ひょう書類（請求書など）の整理　
　補助金は後払いです。いったんは全て支払う必要があります。
↓
(6)実績報告書の作成と提出
　購入した機械や設置した看板による成果の報告を行います。
↓
(7)補助金の交付（入金）
　実績報告から補助金が入金されるまで2カ月程度です。

申請→採択→事業実施→報告→補助金入金までは、おおむね1年程度です。
その間の資金繰りについては、日本政策金融公庫によるマル経融資などもご活用いただける場合があります。

公募期間について

第17回　受付開始：2025年5月 1日（木）
　　　　受付締切：2025年6月13日（金）

申請にはＧビズＩＤプライムアカウントが必要です。

発行まで2週間程度かかる場合がありますので、未取得の方はあらかじめ利用登録を行ってください。

申請にあたっての注意事項

このページに掲載した内容は抜粋です。申請までに公募要領を必ずご確認ください。

申請書類の作成を外部委託した結果、高額な手数料を請求される事例が発生しています。事業計画書および補助事業計画書はご自身で作成ください。【商工会では作成サポートを行っております】

参考サイト

小規模事業者持続化補助金　特設ページ
小規模事業者持続化補助金HP（外部サイト）