人と人とを繋いでもらえるところも商工会の大きな魅力
製造業
株式会社大前醤油本店
大正10年に芸北醤油醸造所として創業。昭和38年には醤油農林規格JAS工場の認定を受け、農林水産大臣賞を連続で受賞するなど、県北地域を代表する醤油醸造会社として成長しました。お土産にもぴったりの100mlシリーズが大ヒット中。
- 活用した制度
- 専門家派遣 経営革新計画 小規模持続化補助金
課題
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これまでの販路が縮小し、新たな販路が必要
創業以来、地域商圏への配達主体で営業してきたが、人口の減少やライフスタイルの変化を受けて販路が減少。新しい販路を探す必要があった
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取引先増加に伴い、製造強化が必要
商談会出展により新たな販路が急激に拡大したことで、製造が限界。製造工程の強化が必要となった
成果・結果
縮小する市場をカバーするため新たな販路の開拓を目標に掲げ、まずは商品ラインナップの見直しとブランディングに着手。当社の商品開発力が生かせる100mlシリーズが生まれました。東京で開催された大規模な商談会に出展すると、数社との取引が成立。ブランド化に成功し、新たな販路を獲得することに繋がりました。一方、取引が増えたことでひっ迫していた製造ラインは、小規模事業者持続化補助金を活用して充填機を導入。増加する受注に対して安定供給ができるよう、製造工程の強化を図りました。
代表取締役大前浩介さん
商工会に相談してよかった!
商品開発をしても売上増加に繋がらない中、商工会の支援を受けながら方向性を計画書に落とし込んでいくことでやるべきことが見えてきました。人と人とを繋いでもらえるところも商工会の大きな魅力だと思います。